10月1日　コロナ禍にて中止となっていた黒川温泉感謝祭が約二年ぶりに開催され、”つぐも”として初の”イベント出展”をさせていただきました。
※黒川温泉感謝祭は、絶えず湧き続けてくれる温泉とお客様に感謝する、黒川温泉で一番大きなお祭です。

出展に際し、これまで黒川の中で”使われてこなかった”お肉の部位を使用し”地元のオーガニック蒸し野菜と、あか牛のトマト煮込み”を提供しました。

※出来上がったのがこちら

今回の食材は”つぐも”に賛同いただいている、地元農家さん協力の元、地元南小国生産者で自然農に拘った”にわとり舎“さん。阿蘇産山でオーガニック野菜を作っている”産山の風”さん。それぞれ採れたての野菜を提供していただきました。

メインで使用したあか牛はその前月に、屠殺された「前田牛」から提供していただき、仕込み調理はBRラボさんにご協力の元イベント当日を迎えました。

使用したのは部位の中でも、利用する飲食店が少ない “ネック”（首元のお肉）”ハバキ”(外ももの一部)を今後のイベント出店時に黒川の中で流通できる部位を広げていく。

旅館内だけではなく、新たな”消費のカタチ”可能性を探る企画となりました。

1日かけて煮込まれた南小国のあか牛は溶ろけるような柔らかさとトマトと牛の出汁が染み込み、芳醇な香りに包まれました。ヘルシーで食べ応えのある一品として、好評でした。

また、今回のイベントでは実験的な試みとして来場者の方を対象に”つぐも”に対するイメージ調査等を実施いたしました。

調査からわかったことをいくつかこちらでも紹介いたします。

●あか牛に対するイメージ

８割を超える方々から、あか牛＝美味しいという回答結果が出ました。

●地域内外の方からプロジェクトの必要性について

多くの方からプロジェクトに対し「必要」だと思うという回答が出ました。

これ以外のところでもアンケートを通じ、現状の課題や、今後のアクションにつながる回答を得ることができました。

黒川以外でのイベント出展にて、たくさんの方へ食べてもらえるよう”つぐも”に触れる機会を増やしていければと思います。