次の百年を
作る牛

熊本・阿蘇の山奥に位置する南小国みなみおぐに
そこには、いくつもの循環が存在する。
その輪を絶やすことなく、百年後、千年後に継ぐために。
地元産のあか牛で地域を結び、循環の輪を広げよう。

この地域にある循環

南小国には、あか牛を中心とした、
いくつもの循環があります。
その循環が、自然豊かな景色と
暮らしを作り出しています。

循環の図

歴史と歩み

1000年以上続く、
阿蘇の景観

阿蘇を訪れた人がまず目を奪われる、見渡す限りの草原。土壌の成分を分析したところ、約1万3千年前の縄文時代の頃には、阿蘇の外輪山東側にはススキの草原が広がっていたとされます。当時はおそらく、狩猟採集文化を持つ縄文時代の人々が、狩りのために「野焼き」を行なっていたのではないか、という説が。そして時代を下ると、平安時代(905年)に書かれた『延喜式』に、「阿蘇の牧野」に関する記述が出てきます。つまりこの頃には、牧畜のため、人の手によって草原を維持する営みが生まれていたと言えるのです。そして現在に至るまで、1000年以上にわたり、阿蘇の牧野は守られ続けています。

これからの千年を継ぐ歩み

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